当院介護部は、患者さん、職員共に「この病院に来てよかった」と思っていただけるような思いやりを持った関りを大切にしています。介護の専門職として、退院後の生活を見据えたケアが提供できるように日々の学びを現場で活かしています。更なるスキルアップを目指し、年間計画を立てて研修を行っており、職員のモチベーションアップにも繋がっています。また、ワークライフバランスを重視し、働きやすい職場環境に努めています。
介護部理念
私たちは、心のオアシスのような病院を目指し、介護職員のモチベーションとキャリアアップの双方を支援し、介護を必要とされる方々に、思いやりの気持ちをもって、より良質な介護提供をします。
慈恵会病院の介護
当院では、介護職員の約8割が国家資格である「介護福祉士」を取得しています。
介護職員は、「看護補助者」として医療スタッフと協働し、介護職の専門である「生活」の観点から患者さんが望む退院に向けて、安全で快適な療養生活を援助しています。
入院中、患者さんは病気の事や今後の生活等、不安の中で治療や療養をされています。患者さんにとって一番身近な職員が介護職員です。そのため、患者さんの身体機能・精神面の変化に気づき、「生活」を焦点とした多職種との連携を通し、退院に向けて最適なケアを提供できるよう、思いやりを持って日々学び続けています。
介護部によるサポート体制
キャリアアップ研修
介護職には、介護未経験者から介護福祉士まで多様な人材が活躍しています。
キャリアアップ研修は、資格の有無に関係なく思いやりをもって学び続ける介護職員の処遇改善と地位向上をサポートする研修です。
職員1人ひとりが退院後の生活を見据えたケアを患者様へ提供するため、自立支援に向けた介護サービス、知識技能の習得を目的としています。
新人サポート体制
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新人教育委員会
新人担当介護リーダーが皆さんをサポートしていきます。
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プリセプター制度
一人の新人 (プリセプティー) に、一人の先輩介護士 (プリセプター) がついて指導し、サポートしていきます。
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フォローアップ研修
院内で勤務する上で必要な介護技術を指導します。
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院外研修 (実務者研修)
資格が無い方でも、国家資格である「介護福祉士」の資格取得を応援しています。
看護補助者研修の実施
下記項目の研修を毎年行い、介護技術の向上に努め、より良いケアの実施に繋げています。
- 看護補助者について
- 食事・口腔ケア介助について
- 体位変換について
- 保清・オムツ交換について
- 移乗介助について
相談窓口
介護職員の仕事によるやりがいや充実感を感じながら、子育てや介護などの家庭と仕事を両立し、モチベーションの向上 (ワークライフバランス) を保つために、様々な相談に乗っております。